SkyBarium ‎N100 mini PC motherboard

SkyBarium ミニPC 第12世代 Intel N100, Mini PC 換装の可能性

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Amazonで、Alder Lake-N インテル第12世代のIntel N100(旧Celeron系)を搭載したSkyBarium ミニPC Mini PC 内蔵8GB LPDDR5 RAM+512GB M.2 SSD Windows 11を購入したのでレポートしたい。

4コア4スレッドで 最大3.4GHz で稼働するTSMCで7ナノプロセスで生産されたTDP6WのミニPCだ。Amazonで8GB/512GBモデルが25,900円(税込)で購入することができた。NICが2ポートあり、Wi-Fi5(11ac)を搭載し、Blurtooth4.2対応だ。サイズは、まさに手のひらサイズ。スマホよりも軽量の280g。

SkyBarium ‎N100 mini PC motherboard

製品の写真は、Amazonを参照してもらうとして、背面パネルを4つのプラスネジを外すことでマザーボードを拝見することができる。M2 SATA仕様のSSDが装着されている。NVMe仕様でないのが残念だ。M2 SATAのSSDは換装が容易だ。あまり聞いたことのないベンダーのSSDが装着されていた。速度もSATAとしては十分。ミニPCでは、eMMCである場合が多いのでM2 SATA接続はありがたい。

Amazonでのこの製品説明によると、LPDDR5のメモリバンクが2つありそうだったのだが、分解したところメモリはマザーボード直付けだった。換装できず残念。

通信モジュールは、Intel AC7265がマザーボード上に直付けとなっていて換装はできない。電源を投入すると、Windows 11 home 22H2がローカルアカウントでいきなり立ち上がった。最近、mini PCは、Pro版のWindowsがプリインストールされていることが多いので、home版は少し珍しい。

中華パソコンをそのままサインインして使う勇気はさすがにないので「設定」-「システム」-「回復」で「このPCをリセット」して、Windows 11を工場出荷状態とした。

VESAマウント用ステーとそのネジ。2.5インチSSD用のコネクターフラットケーブル。HDMIケーブル(50cm)などが付属している。とても良心的。

最近、J4125、N5105、N100と立て続けに各世代のmini PCを2台づつくらい購入して遊んでいるが、世代が変わる毎に20%は速度が増してきている。このN100は、グラフィクスや動画編集をするようなことをしなければ、一般的な事務、文書や企画書作成、ホームページ閲覧、動画閲覧であれば必要なパフォーマンスを発揮している。2万円中盤の価格で、このmini PCをテレビに接続し、無線キーホードにマウスがあれば完璧なデスクトップPCとなる。

試しに3Dゲームも少ししてみた。APEXなどは当然無理かもしれないが、ちょっとしたゲームなら24コアのGPUであるため、なにもストレスを感じることはなかった。

試しにAffinity Photo 2をインストールして使ってみた。普通に使える。問題ない・・。え・・・。高いPC買う意味なくない??

私はこのようなmini PCを今後は出張時にノートパソコンに加えて持参しようと考えている。ホテルのテレビに、このミニPCを接続してノートパソコンでは小さすぎる作業を2K/3K解像度で作業しようというのだ。もちろん4Kにすることもできるかもしれないが、内臓8GBなので心もとない。

Intel N100のベンチマークは、いろんなBLOGで紹介されているので、そちらを参照していただきたい。そしてなによりも大切なのはその体感速度だと思う。私がいま利用しているCore i7-12700と、BLOGを書いたりWindows updateをしている限りでは遜色がない。消費電力に大きな差があるというのに、すごい時代になったものだ。

古くて遅いWindows 7 PCを使っている人に教えてあげたい。いまのデスクトップPCの消費電力の何分の一にできて、何倍も速いパソコンありますよって。電気代高くなっているので買い替えましょう!!

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