Teclast X16 Powerのキーボードが到着し完成

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Surface 3と同じCherry Trail Atom X7-Z8700を採用し、RAM 8GBとSurface 3の2倍搭載しているWindows10パソコンが日本円で43,399円で購入できたで報告する。消費税税金と通関手数料が別途1880円。

RAM:8GB、 eMMC:64GB、32300mWhバッテリー、Bluetooth 4.0、GPS、カメラ(前面200万画素、背面500万画素)、USB 3.0、Micro USB2.0、Micro HDMI端子を装備。Micro SDカードは、SDXC対応で最大128GB迄。

Teclast X16 Power


Atom X7-Z8700は、1.6Ghzターボブースト時2.4Ghzまで利用できるクアッドコアで3D描画性能が向上した16ものEUを利用できるインテル第8世代グラフィクスを採用している。高い性能を維持しつつも2Wという低消費電力のCPUであることも魅力的だ。記憶媒体も電力消費の大きいHDDやSSDでなくeMMCを採用していることもあり、長い連続稼働が期待できる。タブレット本体とキーボード付きのカバーは、マグネットで強力に固定される仕様でノートパソコン的にも利用できる。

x16powerweight

本体が868グラム、カバーキーボードが574グラムであり、合計で1,442グラムと国産の一般的なUltrabookと比較するとかなり重くなる。またタブレットとして利用になる2in1タイプのものに共通していることだが、画面部分にCPUなどパソコンの全てが詰まっているため、ノートパソコンとして利用する場合は画面部分が重くなり重量バランスが悪くなる。

またX16Powerもそうだが、ノートパソコンとして利用する際には、画面部分の後ろに本体カバーを折る形でマグネットで折り紙のように接着してスタンドを作る。このため、キーホード+スタンドでフットプリントが大きくたるため、新幹線や飛行機のテーブルに置く場合には、キーボード部が随分と空中にでてしまう形となる。また電車内で膝の上に乗せてキーボード付きで利用するという利用の仕方は、できないので注意が必要だ。(鞄の上に置けばできるかも?曲芸的?)

またUSB接続やHDMIケーブルをすると、ほとんどのものが画面の上部や左右からケーブルが伸びる形となり、ノートパソコンを使い続けてきた者としては違和感を覚えるが慣れてしまうとなんでもないのかもしれない。

X16 Power cover

こんな形でカバーを折ってスタンドにする。マグネットはあまり強力でないため、上部から少し力をいれただけでカバーの接合は解けてしまう。

キーボードのストロークは、ノート型パソコンより浅め。LEDバックライトなどはない。トラックパッドは安価なネットブックにあったような質感だが使用に問題はない。

x16powerports

ポートとしては、背面左側の上部に電源スイッチ、ボリューム、500万画素カメラ。右側にはMicroSDスロット、MicroUSB2.0、ヘッドフォン、MicroHDMI、USB3.0(フルサイズ)、ACアダプター端子がある。フルサイズのUSB3.0コネクターがあるのは嬉しい。またACアダプター端子が別にあるため充電しながら利用できる。このあたりは、8インチのWindowsタブレットとは比較にならないほど便利だ。

X16 Power backpanel

背面は、こんな感じ。アルミニウムによる金属仕様なのでプラスチックよりは、高級感はあるものの指紋が付きやすい。Windowsパソコンに共通しているが、背面はなんでこんなにそっけないデザインなのだろうか。ステレオスピーカー搭載なのが良くわかる。

BBenchでは、バッテリ充電が100%から計測し、GPS,BT,WiFi On/室内利用で視認性の良いLCD50%でキーボード接続状態にて、WiFiアクセス、キーボード入力モードで5:05にてバッテリ5%を残してダウンした。Windows 10を省電力モード設定し、利用していないGPSやキーホード、そして画面をもう少し暗くすれば、6時間弱は利用できそうだ。

[2016/3/23追記] USB 3.0、Micro USB2.0、カバーキーボードのコネクタが突然利用できなくなってしまった。USBの電力供給がなされておらず、どうやら給電関係ロックされたようだ。USBやキーボードが使えないため、利用に耐えず、破棄処分に。

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