Intel Z3735(Baytrail-T/1.3GHz-1.5GHz/Quad Core)を搭載、RAM 2GB 32GB eMMC+64GB SSDを搭載した質感の良いWindows 10の小型PCが$106と低価格だったのでポチってしまった。
![2015-09-29 13.58.07](https://mick.jp/wp-content/uploads/2015/09/2015-09-29-13.58.07.jpg)
facebookで質感の良さそうな小型PCを発見。一度みて「ふーん」と感じただけだったが、リマーケティング広告を発売元のGearBestがかけていたため、気になって購入してしまった。VOYO V2 TV Box Windows 10 4K – US PLUG 5000MAH BATTERY + 64GB SSD
標準出荷では不安なので$10を支払ってExpedited Shippingにした。DHLで出荷され、中国シンセンより3日程で届いた。
![2015-09-29 13.54.04](https://mick.jp/wp-content/uploads/2015/09/2015-09-29-13.54.04.jpg)
![2015-09-29 13.55.54](https://mick.jp/wp-content/uploads/2015/09/2015-09-29-13.55.54.jpg)
![2015-09-29 13.57.33](https://mick.jp/wp-content/uploads/2015/09/2015-09-29-13.57.33.jpg)
箱は中国クオリティながら、少しはこだわりをもって頑張ってみた感じ。この価格帯であれば、上質に仕上げたほうだろう。FCCを取得しているが、日本における無線LANとBluetoothの技適を受けていないため、全て有線での接続となる。デスクトップであれば通常のケーブリングも、本体がiPhone程度のサイズであるため、とても気になる。
![2015-09-29 14.03.24](https://mick.jp/wp-content/uploads/2015/09/2015-09-29-14.03.24.jpg)
日本に技適がなければ、Bluetoothキーボード・トラックパッドと共にこのようなスッキリとした活用が可能だ。FCCのみで許可される他国が羨ましい。
![2015-09-29 14.12.23](https://mick.jp/wp-content/uploads/2015/09/2015-09-29-14.12.23.jpg)
標準は英語Windows10 Home 32bitがインストールされていた。日本語へは、「settings」の「Time & Language」から、「Region & language」の項目から「+ Add a language」を選択し、「Japanese(日本語)」を選択することでWindows updateサーバから情報を取得し、「default」をクリックすることで日本語環境となる。
![2015-09-29 14.30.11](https://mick.jp/wp-content/uploads/2015/09/2015-09-29-14.30.11.jpg)
5000mAHか8000mAHのバッテリを内蔵しており、本体をACアダプターに接続しなくても数時間稼働する。ノートパソコンのようだ。このバッテリは、モバイルバッテリーのようにスマートフォンへの充電にも利用できるため、外出時に活用できそうだ。
本体の動きはCore 2 Quad時代程度のCPUパワーがあり、ゲームも含めて十分だ。本体の消費電力は不明だが5Vの3Aのアダプターが付属しているため、最大でも15Wattであるようだ。重量は155グラムと超軽量。WiFiは5GHz帯には対応しておらず2.4GHzのみ。ACアダプターと本体は触ると結構な温度へ上昇するので注意が必要だ。
テレビの横においておいて、Windowsストアの「映画」を鑑賞したりと便利な一台になりそうだ。
[2015/12/25追記]
レビュー翌日にはDドライブの64GB SSDの認識が不安定になり、12/23からWiFi/Bluetoothモジュールが不安定になってきた。叩くと直るという昔のラジオみたいな状態に。VOYOのロゴがある白いカバーを本体から外して中を見てみようとしたところ、粘着力の弱い両面テープで貼り付けられているだけだった。修理を考慮してのこと?コストダウン?中を見てみるとWiFiモジュールやSSDが両面テープで基盤に貼り付けられているのを目撃。コネクタにずれが生じていたみたいだが、やはり動作が安定しない。GearBestには翌日にSSDの動作が不安定だと訴えても、まともに取り合ってくれない。まぁ、VOYOはこのような製品クオリティなのかもしれない。
[2016/1/26追記]
VOYO V2がお亡くなりになりました。早速分解して遊んでみました。真ん中に見えるのが64GB SSDですが、こちらのコネクタが外れていました。ねじ止めをした形跡がなく、バッテリにて押さえていたつもりらしいのですが、空間があり外れました。私がテープで固定してみましたが、死因には関係なかったみたいで復旧しませんでした。白色の「VOYO」のロゴがある蓋と本体は両面テープで止められていました。
![VOYO V2 TV](https://mick.jp/wp-content/uploads/2015/09/2016-01-26-15.12.32.jpg)
基盤の裏面。ATOMプロセッサが中心に見えます。とても小さい。1.2センチ×1.2センチ程度です。SK HynixのeMMCメモリが見えます。本体と基盤をとめるネジが4個所。この基盤とケースを止めるのが2つと合計6つのネジしか止められていません。ネジ止め=製造コストであるため、中国のモノづくりの割り切りさに驚かされます。
![VOYO V2 TV BOX](https://mick.jp/wp-content/uploads/2015/09/2016-01-26-15.13.12.jpg)
十分遊んだのであとは、ごみ箱行きです。