2036年から来たジョン・タイター

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ジョン・タイター

ジョン・タイターという2036年からタイムマシンに乗ってやってきた青年のことが話題になっている。私は、この人の本を読んでいるが、彼の話の論点に矛盾がない。作り話には、どこかに矛盾点があり、うそであるということがわかるのだが、そのような会話の筋の歪みがないのだ。もし、作り話であったなら、彼の背後に数十人の心理学者と彼がもつ物理学の専門化が背後にいて1円にもならないいたずらをしたことになる。
インターネットが発達した現在においては、このような集団的ないたずらが行えないわけではない。このジョン・タイターは、タイムマシンの写真も掲載しているし、ちょっと手が懲りすぎている上に、長期間に渡って多くの人とチャットを含めたコミュニケーションをとっている。


この書籍から、彼の心の状態を知ることができるが、かなり精神的に向上したレベルにあることがわかる。米国の都市部と地方の溝が深まったことが引き金となり、第3次世界大戦が方々でおこることなど、2000年から2001年の彼が書き込みをした時代に少しは予見できたであろうが、あまりにも現実社会は彼のいう方向に向かっているのが恐ろしい。
私は、911のテロはブッシュが起こした自作自演だという強い確信をもっている。米国民も自分の大統領が暴走してしまっていることに嫌気がさしているひとが多いと聞く。テロという交通事故に遭うよりも低い確率のことを大げさにし、1000億ドルも米国の国防費は増額され、ブッシュ家と軍事産業は潤う。流れを正当化するために、忘れ去りそうになっている911を思い出させるために、テロ関連の映画も作り上映させるのは、戦時中の国家が行っていることに酷似している。何を持って戦争中というのかは、はっきりとした定義をつくるのは困難であるが、CNNをみているといま我々は、第3次世界戦争のなかにあったと後世の人たちが語る時代にいるのではないだろうか?
戦争の始まりは、2001年9月11日。ブッシュに限らず、軍事産業と一体化した政府とその恩恵にあずかる都市部、そしてその経済繁栄から隔離された地方都市の市民の戦いが世界規模で始まったのである。米国、中国、ロシア、インド、北朝鮮、そしてこの日本どこをみても一発触発の状況だ。
未来からきた彼の言葉を1つ1つ心に理解していくと自分のすべきことが自ずと見えてくる。

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