究極の焼肉店

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西麻布にいきつけの焼肉屋がある。この店は、松坂牛、近江牛、山形牛、那須牛など、産地に係わりなく、宮内庁ご用達の肉店からA5等級の中でも、品評会にだされたチャンピオン牛をだしている肉を扱っている珍しい店だ。


この店で行われているエージング(熟成)が素晴らしく、タレをつけずに肉だけでの旨みが素晴らしく、最初に食した人は食通な知人も含めて、誰もが目を丸くする。

良い牛肉とは、(マグロでもそうなのだが)その脂質の良さである。上質な肉は、その脂質がいやみのある脂身ではなく、とても旨みがあり、さっぱりしているのだ。以前、いきつけのすし屋で「不思議な焼肉屋があって、そこで焼肉をたべた後も、胸焼けしなくて、刺身をたべたようにさっぱりしているんだよね」と話していたら、板さんが「マグロでもそうですよ。質のいいマグロは大トロをいくつ食べても胸焼けしないでしょ。だから、いつもトロをたくさん食べていかれるじゃないですか」と言われた。たしかにそうなのだ。

百聞は一見にしかずでなく、百聞は一味にしかずである。
私とこの店にいったことのないひとは、店の情報は、私に聞いて欲しい。しかも、あまり高くないのに、誰もが驚くのだ。

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