飢饉の国が食料を膨大に輸出の現実

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る


Darwin

ビクトリア湖を抱えるタンザニア。UNのWFPが「食料援助を必要としている最貧国」として有名で、その名前を良く聞くことがある。しかし、その国の内情について深く知りはしなかった。このビデオを通じて知ったのは、「毎日最低500万トンもの白スズキ(ナイルパーチ)を欧州および日本に輸出している」という事実。
自国民が飢えているのに国民が全員食べられる以上の食料を輸出しているのは、外貨獲得のためだそうだ。ヨーロッパおよび日本は「安く食料が調達できるから」という理由でしかない。
先進国が贅沢な食事をして、国民所得が少ないからといってその国民の食料を奪っていいのだろうか??
貨幣は、そもそも「Give&take」の産物であったはずなのだ。タンザニアが獲得した外貨はなんと、隣国との戦争のための武器の購入に充てられているという。その武器はヨーロッパ製だ。あまりにもひどい!
このビデオをみると、涙が止まらない。私は先進国のいち国民として非常に恥ずかしく思う。幕の内弁当に入っている「白身魚のフライ」が、食料を必要としている人達から奪ってきたものだったなんて。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る