オープンソースが進むとソフトウェアの市場規模が小さくなるか?

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そんな質問が今日の会議で来場者からでた。その通りでもあり、その通りでもない。オープンソースは、たくさんの利用者やプログラマからの成果で進化していくソフトウェアだ。
パソコン通信の時代でも、フリーソフト(無償ソフト)だったOS/2版の秀丸エディタと秀TermがWindows版となったとき、シェアウェア(7000円?)となって登場した。当時MIFESは78,000円だったように思う。


MySQLの普及によりORACLEは苦戦しているという。同じような機能であれば当然無償や価格の安いほうにいくことになるだろう。エディタの秀丸が普及したのは、価格だけでない。パソコン通信を通じてリアルタイムにたくさん寄せられる多くの人たちの改善の声が、ユーザーニーズとうまく合ったソフトウェアへと進化させたのだ。



多くの市場ニーズをつかんだ者が勝者となるのは、いつの世も変わらない普遍なのもである。多くの人に共感を与えたものがリーダーとなりブランド力を得る。オープンソースは、こうしたことをしやすい土壌を作り上げることにより、大きく発展していくことだろう。しかし、サポートと配布だけでは収益は得ずらいらしく、シリコンバレーでは「有名になってGoogleに会社を売るんだ」という輩が多いらしい。


しかし、着実にそのソースコードが多くの人たちの手によって進化し社会をより良いものへと変化させていくことになる。そして最後ソフトウェア産業は。。。。???

インターネット上のサービス産業は?社会はどうなる?

パソコン通信時代を創設してきた私には、その最後がだいぶ読めてきて、確信めいたものになってきている。歴史は繰り返されるということだ。

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