新興市場の株式相場

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新興市場の株式市場が少しづつ戻ってきている。だいたいの会社は、5月21日が最安値となって、反発している。このようなチャートとなることは、多くの人たちが予想していたとおりだ。
新興市場にはIT関連銘柄や、それらを武器に既存のビジネスモデルを強化した会社が多いが、今年3月末に決算を迎える会社は監査法人から一様にして「ソフトウェア関連の資産はほとんど償却してください。のれん代は完全償却してください。持株の評価は最小価値としての評価しか認めません」の攻めにあい、本来の事業の業績ではない部分で評価損をだされることを知っていたからだ。


事業がうまくいっていない会社もあるので、そうしたところの見極めも重要だが、そうしたことは経営者の言葉をじっくりとホームページなどで読めば見極めることは簡単。また会社説明会というのを株主に限定せずとも行っていて社長さんが話す機会もあるので、経営者としてのオーラがどうかということを感じるとあまり外れない。
新興市場に関しては、ビジネスモデルというよりも経営者としての気迫が重要だということか。いやはや、これは企業経営のすべてに通じることではないだろうか。がんばれベンチャー企業。たった一部のベンチャー詐欺企業による風評被害に負けるな!

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