この数年で最も満足したデジモノとは、ピピッとコンロだった。

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自宅の地デジテレビは購入して8年が経過し(当時は30インチで30万円した)、そろそろ買い換えの時期を迎えようとしていて、その間にパソコンは20台以上が通りすぎていき・・・。
そして20万円したメモリーティックHDハンディカムは1度しか使われず・・・。
この数年で購入して最も投資対効果の最も満足できたデジモノはなんだったのか。今日改めて考えてみたら、システムキッチンのビルトインコンロを「ピピッとコンロ」に買い換えたことだった気がする。

ピピッとコンロ


Harmanという会社のピピッとコンロは、工事費込みで10万円強という価格だが、1日に何度も活動しているし、僕自身週末には便利に使っている。高校生の頃から料理を作るのが趣味のひとつになっていて、高校卒業する頃は、コックになるか大学にいくかを悩んだものだ。
このピピッとコンロは、普通のコンロではない。多くのセンサーとマイコンが組み込まれた、デジモノ好きにはたまらないギミックが多く採用されているのだ。
まず、「電源」をいれないと使えないのが普通のコンロとは一味違う。使っていないと3分ほどすると自動で電源がオフになる。右側に見えるガスの火力を制御するツマミは、単なるハンドルで360度クルクルと回転する。単に左右に動かしているということを認識するものに過ぎない。LEDによって火力の量を目視確認することができるようになっている。ツマミの質感は、高級オーディオのボリュームコントロールのようにしなやかで触っていて心地よい。
またタイマーによって、火を自動停止することができるので、パスタを7分茹でる時、ラーメンを3分煮る時など、キッチンタイマーを使う必要がない。時刻になると音声ガイダンスと共に自動的に停止する。
炊飯モードはとても便利で電子炊飯ジャーの半分程度の時間で、電子炊飯ジャーとは比べ物にならないほどおいしくご飯が炊ける。最近5万円くらいの電子炊飯ジャーを見かけるのだけど、「これを購入しているひとは、ピピッとコンロを使っていないのかな?」と思ってします。投資する物への視野が狭いのではないだろうか。「ご飯は電子炊飯ジャーで炊く」という固定概念から離れていないのではないだろうか。
油を使う揚げ物をするときに、温度管理がセンサーによって絶妙にコントロールされるので、油の温度が低すぎてカラッと上がらないことが避けられるのだ。揚げ物の材料をたくさん投入すると自動的に火力が上がるのだ。これはとてもプロでないとできない技。
もちろん、地震対策や加熱しすぎ防止などのセンサーは、安全対策は万全。IHコンロがはやっているみたいだけど、やはり料理は火によるほうが断然美味しい。電力は発電してから届けられるまでのロスが半分程度あるので火力発電も併用している日本では必ずしもエコとは言えないと私は考えている。
ピピッとコンロの唯一の欠点は、朝起きたときに「ご飯が炊けている」というタイマー炊飯機能がないことだ。技術的な問題はないはずなので、ガスだから人がいないときに自動で点火させると危険という判断からなのだろう。朝ごはんが白飯のひとは炊飯器が必要となる。(私は朝はシリアルかパン派なので問題なし)
このピピッとコンロは耐用年数がどの程度なのかわからないけど、もう6年は使っているが壊れる気配なし。このブログが目に留まった人は、「ピピッとコンロ」のカタログをぜひ読んでみてください。

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